菜の花まつり近づく江田の棚田。

色い花園の起源は1999年春だった。

▲昨年10月末頃に蒔いた種が育ち、3月後半から見頃を迎えるそうです。

前号のポッポニュースで予告したとおり、今日は神山町上分江田地区の景観をご紹介します(=^・^=)。神山町と那賀町(通称ナカ)、つまもの「いろどり」で知られる上勝町にまたがりそびえる雲早山(標高約1496m)は、県内外の登山愛好家に親しまれる緑豊かな山。その北方に通称「よつい山」と呼ばれる標高1200m超の頂が連なっています。

「よつい山」を水源に江田谷川が流れ下り、江田に折り重なる無数の棚田を潤しています。この棚田が春、菜の花で埋まるようになったのは、18年前の平成11(1999)年のこと。地元で土建業を営む西森由一さん(88歳)が、田植え前の田んぼを活用しようと「菜の花」栽培をはじめたのがきっかけだったそうです。

「菜の花を収穫した後、田作りまでの間に、残った花芽から開花して目を見張るような風景になったんです。これはエエ(良い)ということで、地域のみなさんと協力して、菜の花の出荷をやめた後も、菜の花を咲かせ続けとるんです」

現在、地域には20戸弱30数人が暮らしているんだそうです。菜の花が見頃を迎えるのは3月中旬から約1カ月ほど。この間、「菜の花まつり」が開催され、ウォーキング大会や特産品の販売、もちつきイベントなども行われ、回を重ねるたび人出も増えているそうです。

「今は、若い人が中心になり、江田の棚田に菜の花を咲かせてくれています」と西森さん。花が終わった後には、菜種を集め、種蒔きは毎年10月20日前後の土日に行うといいます。

「みな年がよったけん(年寄りになったから)、若い人がもんて(帰って)来て、手伝ってくれるんよ」

「よつい山」の恵みをもらい、地域を大切に思う人がチカラをあわせ、ほぼ1年がかりで咲かせる江田の棚田の菜の花。今シーズン、ピジョンズ・パーク(P.P)は感謝を込めてココロに焼き付けようと思います。

▲西森由一さん、民子さん夫妻。江田地区を見守り続けています。

▲菜の花まつり期間中には、花見ウォーキング大会や各種イベントも開催されるそうです。楽しみだねぇ(P.P)/

▲集落の真ん中を流れる江田谷川沿いや棚田の中にも、大きな岩がゴロゴロ顔を覗かせている。転石(てんせき)というのだそうで、ひょっとしたら、またいつか転がっていくのかもしれません。

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