徳島らしい青石の百万遍供養塔。

みんなの思いが寄せられた脇町野村の石板。

▲大師庵の前庭、古い通りに面して立つ、大きな青石の石板。

百万遍って、ご存じですか? 正確には、百万遍念仏といって、文字どおり念仏を100万回唱える浄土宗・浄土真宗の儀式ことです。

じゃ、一体何のために? 病気の快復もあれば、故人の冥福だったり、みんなの幸せだったりを100万回の念仏「南無阿弥陀仏」に込めて願うのです。しかし、言うは易く行うは難しであって、一人で100万回も唱えるのは大変。そこで10人とか100人とか、大勢で願えばいいんじゃないかということで、ずっと昔には、その拠り所として百万遍供養塔が設けられたりしたそうです。ま、100人いても1万回だから、結構な回数だと思うのですが。

塔の素材は石で、形はさまざま。丸いものや柱のような四角いもの、そして、今日のポッポニュースで紹介している板状のものなどがあるようです。ピジョンズ・パーク(P.P)が出会ったのは、美馬市脇町野村地区を走る古い通り。県道12号線(鳴門池田線)の一本南に位置し、大師(弘法大師)庵の前庭に建てられていました。

石板の文字を読むと「奉 供養光明真言一百萬遍塔」「村中安全」「講中敬白」などと彫られています。百萬遍は、ひょっとすると浄土宗だけでなくて、空海が説き歩いた真言宗の檀家にも浸透していたのかなぁ? そんなことを考えながら、(P.P)は脇町の古い通りで散策を楽しませていただきました。ふるさと徳島の今日の空は晴れ。午後から崩れてくる予報です。

▲横に回り込むと、薄っっっっっ! それでも、強い風にも倒れないで、踏ん張っているところを見ると、相当に頑丈なのでしょうね。

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