三好市池田町・阿波池田銀座街の懐かしい味と人。

賑わいを目指しアーケードが消えた銀座通り!

▲2017年9月の阿波池田銀座街(銀座通り)。アーケードは撤去されて、各店舗の軒先にテントが取り付けられています。

このところピジョンズ・パーク(P.P)は、気づくとノスタルジーにひとり浸っているのに、たびたび気づいています。風景だったり、香りだったり、賑わいだったり、若々しい顔たちだったり、そうして味だったり…。

たとえば、そうだなぁ、三好市池田町のJR阿波池田駅前から延びる駅前通りの趣や、駅前通りから東に延びる阿波池田銀座街(通称:銀座通り)で、ずっと昔から、そして今もやさしい香りを通りに漂わせる八千代食堂の佇まいとか…。

先日のこと、思い立った(P.P)は、懐かしい味を求めて八千代食堂ののれんをくぐりました。注文したのは、一杯450円の中華そば。さらっとのどごしのいいスープはこれといってパンチはないのだけれど、最後まですすらされてしまう深いコクが、どんぶりのあちらこちらにうずくまっているんだね。麺もこれといって特徴はないのに、胃にやさしく落ちていくし、噛みしめたメンマからは、あたかも快楽のため息のように甘味があふれて、どうにも箸を休ませてはくれないのです。

そんなわけで、あっという間にノスタルジーあふれる一杯を平らげた(P.P)。お礼とともに、お勘定を済ませると、外に出て、一息。ふうっと、満足のため息を吐いた目線は、通りに泳ぎ、感慨深く目の前に横たわる風景を眺めたのです。

新しい通りが誕生したのは、今からちょうど5年前の2012年9月。ほぼ一年をかけて古いアーケードが撤去され、およそ250mの新・銀座街に生まれ変わりました。どこかに残っているかもしれない、思い出の風景を探す(P.P)に、ひとりの女性が声をかけてくれました。

八千代食堂の斜(はす)向かいで化粧品店を営む星川恭子さんでした。実は9年ほど以前、三好市で郷土史写真集を製作させていただいた折、取材して回る(P.P)に、銀座街や近隣の歴史を話してくれたのを思い出しました。「どちらから、いらしたの?」「八千代さんのラーメンおいしいでしょ」「アーケードがなくなって、寂しいんじゃけど、阿波おどりは盛り上がっとるでよ。来年ぜったいきたらええわ」と、(P.P)のことを全く思い出してはくれませんでしたが、9年の月日を経て、またしても(P.P)に町のチャームポイントをたくさん教えてくれたのです。ありがとうございました。星川さんっ(=^・^=)。

▲こちらは上の写真とほぼ同じ位置から撮った2008年の銀座通りの様子。9年経って、賑わいは取り戻せているのだろうか。そうだったらいいな、と(P.P)は心から思うのです。

▲銀座街を闊歩する(たぶん)ボス猫。縄張りの見回りなんだろうね。町をよろしくな!

▲銀座通りに懐かしい風景を探す(P.P)に声をかけてくれたのは、9年前にお世話になった星川さん。以前と変わらず、町を愛してやまない人でした。

▲現在、2017年9月に食べた八千代食堂の中華そば。

▲こちらは2008年8月に食べた八千代食堂の中華そば。値段は忘れてしまったけれど、味はあまり変わっていないように思えました。トッピングもまったく同じ。もっと昔の写真が見たくなりました(=^・^=)。

Facebooktwittergoogle_plusredditpinterestlinkedintumblr

“三好市池田町・阿波池田銀座街の懐かしい味と人。” への 6 件のフィードバック

  1. こんばんは、またしても、やーにゃです。
    変わることが、当たり前の流れのなかで、変わらずにある。
    それは、とても、うれしいことで、懐かしいことで、ありがたいことで。
    帰ったら、そこに、懐かしい味があるって、うれしいですね。

  2. ちゃむねこさん
    ラーメン美味しそう。
    星川先生もお元気そうで良かったです。
    また妻に食べに連れて行ってもらいたいです。

    1. 画伯、こんばんわ。先生って、なんか、習ってるの?阿波おどりの笛だったかな、三味線だったかな?星川さん、そんなことをおっしゃってたよ。八千代、いっしょに行こうぜ(=^・^=)。

  3. こんばんは、やーにゃです。
    わ、ほぼほぼ、変わらない。八千代の、中華そば。まじ?って、聞きたくなるくらい。
    うれしいですね。変わることが、当たり前な時代に、変わらないでいること。
    とても、ステキなことで、実に難しいのかもしれない。ですね。

コメントを残す