福知山市/由良川のほとりの治水記念館。

県外編:洪水の記憶を残す家。


▲治水記念館になっている町屋は、もとは繁盛した呉服屋さんだったそうです。

今日も京都は40度近い気温になるそうです。ふるさと徳島は34度。少しはましです。さて、そんな京都の北部の町、福知山市下柳町に明治10年代に建てられた立派な町屋(商家)が残されています。

前に立つと「治水記念館」の看板があり、自由に内部を見学させてもらえるとのこと。ピジョンズ・パーク(P.P)は、さっそくおじゃま。

すぐ裏手には由良川の大きな流れが横たわり、かつては水運に利用されていました。町屋は船着き場に近くで賑わった通りに建ち、繁盛したそうですが、同時にたびたび氾濫する由良川の暴れん坊ぶりに悩まされていました。

地元では「水が付く」というのだそうですが、床下・床上、酷いと1階部分を越えて2階にまで達する大水になることもあったのだとか。そうした由良川との攻防の歴史を、(P.P)に少し垣間見させてくれました。


▲2階には座敷が。ここも洪水で水に浸かったそうです。


▲2階まで水が来たときは、屋根裏に人も商品も避難します。そのとき使われたのが「タカ」と呼ばれる滑車だそうです。


▲治水記念館。町屋の中庭。


▲静かな通りを、ぎらぎらの陽が炙っています。かつてここは商いに賑わい、きっと打ち水なんかして、風流に涼をとっていたのに違いありません。

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