徳島市/とくしま中央公園/蜂須賀桜。

△徳島中央公園で、助任川沿いに咲く蜂須賀桜。この桜花を見るのが、(=P_P=)の恒例。

●はや散りゆく花。

ピジョンズ・パーク(=P_P=)のシゴト場で、驚異的な寿命を誇るゴージャスな花は、洋ラン・シンビジウムさん。昨年の暮れにいただいたのですが、いまだに満開の見頃を続けてくれています。

一方で花期の短さで、みんなの心を鷲づかみするのは桜花。梅の時期を過ぎ、いよいよ桜花がふるさとを彩るシーズンがやってきます。

短いシーズンの本番を前に、先方役を務めるのが蜂須賀桜。緋寒桜の一種で3月の末には咲き始め、道行く人々の頭上を淡い紅色で彩ってくれます。

そんな蜂須賀桜のお花見名所は、徳島中央公園。助任川沿いの遊歩道に植えられた桜並木が昼に、夜に、みんなの目を楽しませてくれます。

昨夕。徳島市で用を済ませての帰り際。立ち寄った(=P_P=)は、小さな風に舞う赤い花びらに見とれておりました。

山川町/JR山瀬駅/緋寒桜。

△JR山瀬駅前の緋寒桜。

●春は、いつだって前倒し。

このところ、春が早まってるとよく耳にします。目にします。肌で感じています。吉野川市西端の山川町にも、かなり早く春がやってきているようで、JR徳島本線の山瀬駅舎の周辺でも、先週末には緋寒桜が満開の見頃を迎えていました。

ちなみに山川町は、山瀬町と川田町、三山村が合併し、昭和30年に誕生しています。吉野川市になったのは、平成16(2004)年。鴨島町、川島町、美郷村との合併により現在の山川町地区になっています。

鴨島町/花桃/笠松神社。

△派手な出で立ちの花ほど香りがない。花桃も桜も。だから確認するため鼻を近づける。どこまでも伸ばす。

●ひとの鼻はどこまで伸びるのか。

アーティストとまでは言わなくても、自分のことをクリエーターとか言う。あるいは密かに思っている。顔に出ている。態度に出ている。

創造的ではあるのかもしれないけれど、ほとんどはクラフトマン。その優劣で、駆け出しなのか匠なのかの大きな差はあれども、設計図(つまりクライアントの意向)をもらって何かしら、カタチのあるなしにかかわらず、制作している、させてもらっているという立場や事実は変わらない。

じゃ、真にクリエーターとクラフトマンの違いは何かといえば、設計図つまりアイデアを持っているかどうか。自ら作り出せるかどうか。

多少の技巧はあるにしても、アイデアを持たない文化人気取りは鼻につく。

そうして少しでも関われば、心配もする…。躓くだろうそのときに、どれくらい傷つかずにいられるのかとね。

今号のポッポニュース掲載写真は咲き誇る花桃。そして、はやくもウグイスが鳴く傘松神社。

吉野川市美郷/天野梅園。

●満開梅花2。

△香りを探して、色を求めて、彷徨う、しあわせがある。

早くも3月。光陰は誠に足早なのであります。そうして待ち遠しかった、甘酸っぱい梅花の季節がやってきてます。

県内の梅の木を探して、梅の林を訪ねて、ピジョンズ・パーク(=P_P=)はあちこちぶらつきます。ほうぼう行くなかで、ここの梅林だけは必ず足を運んでいるように思い出します。吉野川市美郷の天野梅園。

今シーズンも甘く赤く、小さく白く、軽く賑やかに、しっとり華やかに咲いています。きっと。

香りに誘われて、お弁当もって、カメラ持って、スキップでもって、出かけたくなってる(=P_p=)なのであります。

吉野川市美郷/西梅園(農園)。

△吉野川市美郷 西梅園の梅花。

●満開梅花。

ふるさと徳島を代表する梅どころといえば、吉野川市の山間、美郷。石積みの風景やホタルの群生地としても知られる自然豊かな地域で、美味しい梅もたくさん育っています。

そうして梅はただ美味しいだけじゃなくて、観梅という言葉があるように花も見応えがあります。なによりピジョンズ・パーク(=P_P=)がお気に入りなのは、香り。

年に一度だけ、ホンモノの「ザ・甘すっぱい」に巡り会えるこの季節が、(=P_P=)は待ち遠しくならないのです。

今号は小高い丘の上に拓かれた西梅園(農園)の梅花を紹介します。美郷では3月中旬くらいまで、イベントや物産展などの「美郷梅の花まつり」が開催されています。

吉野川市鴨島町/鴨島八幡神社。

△はや桜の便り。鴨島八幡神社の境内にて。

●梅花と桜花の競演!のはじまり。

ふるさと徳島の空は灰色。朝のうち陽光が射し、清々しい空気が満ちていたのを幸いと、ピジョンズ・パーク(=P_P=)は、近所の神社にお参りさせてもらいました。

早起きは三文の徳──さっそく福をいただきました。

二拝二拍手一礼。参拝を終えて境内を見回すと、南の隅で大きく育った5、6本の梅の木が。そのどれもが、梅花を満開させて甘い香りを惜しげも無く、あたりに振る舞っていました。

加えて境内北側の隅に、近年植えられたばかりの小さな桜の木を見つけました。緋寒桜なのでしょうか、つぼみは大きく膨らみ、すでに花を咲かせている枝もあります。

梅花と桜花の競演の本番は今週末でしょうか? 

競演のはじまりに呼ばれ、おかげさまで、曇り空の今日も、とても良い気分で過ごしている(=P_p=)なのです。

鴨島町/初雪。

△ハツユキカズラに積もる初雪。

●やっと冬の使者。

国道192号を走るクルマのタイヤの音が、ビシャビシャと湿りけを帯びていました。

寝室のカーテンを開けると、うっすらと白い風景が広がっていました。駐車場にも田んぼにも家々の屋根にも、雪が乗り、冬の景色を描き出しています。

10時前になって、雪は雨に変わり、地面や屋根も元の色を取り戻しはじめています。

暖冬の2019年。やっとやって来た冬の使者は、どうやら早々にスガタを消していくようです。

吉野川市山川町/満開の紅梅。

△国道192号からも、よく見える。

●春、薫る。

阿波町と山川町を結んで四国三郎吉野川に架かる吊り橋「岩津橋」。この橋の南詰(山川町)近くから、種穂忌部神社に向かう急な登り坂の参道が延びています。

そうして参道の入り口近くで毎春、いち早く開花し、美しいスガタと甘い香りを振る舞ってくれる一本の紅梅を見つけていました。

いつしかピジョンズ・パーク(=P_P=)は通りすがるたび、国道192号からもよく見えるこの梅の木の開花を心待ちにするようなっていたのです。

満開を目の当たりにする幸運は、先日ついに(=P_P=)にもたらされました。

山川町/JR川田駅とスイセン。

△JR川田駅舎内。列車が出たばかりで、とても静かだ。

●おこうっつぁんが見守るホーム。

JR徳島線の駅はすべて行き尽くし知り尽くしていると思い込んでいたピジョンズ・パーク(=P_P=)は、先日、抜かっていたことを思い知りました。

JR徳島線、愛称:吉野川ブルーラインで、徳島駅(を含めて)から16個目の駅「JR川田駅」の駅舎内に初入場。ちなみにJR徳島線の駅は徳島駅と阿波池田駅を含め、徳島/佐古/蔵本/鮎喰/府中/石井/下浦/牛島/麻植塚/鴨島/西麻植/阿波川島/学/山瀬/阿波山川/(川田)/穴吹/小島/貞光/阿波半田/江口/三加茂/阿波加茂/辻/佃/阿波池田の順番に並んでいます。

国道192号線の南隣を平行して走る旧道沿いにあるため、クルマで通りかかることもなく、見逃していたのです。駅名は「かわた」「kawata」と読み、無人駅ですが駅舎もホームも美しく清掃整頓されていました。

線路脇ではスイセンの群生が満開の見頃を迎え、その上に立派な桜の並木が枝を伸ばしています。「これはもう、桜花のシーズンに再訪しなければならない!」と(=P_P=)に固く決意させるに十分なイメージを備えた駅の佇まいなのでした。

川島町/岩の鼻展望台。

△どうやって彫ったものか。岩の鼻の断崖絶壁の上、そこら中に落書きがありました。

●阿波九城跡の落書き。

吉野川市川島町にかつて阿波九城『川島城』が築かれていたそうです。阿波九城とは、徳島藩の要所9ヶ所を守備する支城。

そんな支城のひとつだった川島城は、四国三郎吉野川を望む『岩の鼻』と呼ばれる断崖の上に築かれ、自然の要害を利用した堅牢な城だったそうです。しかし江戸時代創生期(1615年)に出された一国一城令によって廃城となり、現在はその姿を見ることはできません。

岩の鼻の麓に再建されたレプリカ川島城は展示室、貸し会議室などに利用されていましたが、耐震対策などから、今年4月で休館する予定なのだそうです。そして本丸跡である岩の鼻は展望台となり現在に至っています。

一国一城の主気分を満喫しようと、久しぶりに登ってみて、あれれと気づきました。頑健な岩肌に彫り込まれた文字。人の名前のようでもあり、しかもたくさん。あちらにもこちらにも。

著名な落書きアーティストの話題が最近興味深いのですが、こんな所にも大変な苦労の痕跡を発見して、ヤレヤレと嘆息するピジョンズ・パーク(=P_P=)なのであります。