●ビジター。

△一定の距離を保ち、余裕の態度を見せる灰色大猫。

年を取ると暑さをあまり感じなくなるという。同様に、年を重ねると、素直に感情を出せなくなる。その代わりに、忍耐強くもなれるようだ。

ピジョンズ・パーク(=P_P=)は、昨年の暮れから歯科医院通いを続けているというか、余儀なくされている。布団から出たその足で、朝昼晩の食事のあと、寝る前に、(=P_P=)は歯を磨く。にもかかわらず、虫歯だらけであったことが発覚した。詰め物がこぼれ落ちたのをきっかけに調べてもらうと、あちらもこちらも虫食いが進んでいたのだ。

で、話を忍耐に戻すわけなのだけれど、少々の痛みは耐えて、顔に出さず、微動だにせず、処置イスで鷹揚な雰囲気を醸して過ごす。処置後は、余裕の表情を浮かべて、先生らにお礼をいい立ち去る(=P_P=)なのだけれど…。

いかんせん、シートにお尻のカタチがくっきりと残っている。かなりトホホな状況だ。

それでも(=P_P=)は、無表情をなんとか…、何としてでも保って、今日も会計に向かうのだった。

写真は、(=P_P=)しごと場の敷地に侵入し堂々と寝そべるシルバーキャット、灰色大猫(はいいろおおねこ)である。彼もまた年を重ねた老猫。内心は穏やかでないに違いないのだろけれど、表情や態度にそれを読み取らせない、剛毅のもののふなのだ。  (野良猫/鴨島町)

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