▲光の季節を満腹させてくれた大地の恵みが、そこにもここにも。秋の始まりは、夏の終わり。いつの間に終わってしまったのか…。それを多くの季節で知ることはありません。なんとなれば、やってくる新しい季節はいつだって輝いて眩しく、どっぷりはまる心地よさをともなっているものだから。数ヶ月前、光あふれる時間を無防備に受け入れたボクたちは、やがてついに、つるべ落としの暮れに気づいて、物思いという新たな喜びに耽るのである。 (スイカ/鴨島町)▲うち捨てられて…、それでも笑っているように見えた。